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研究計画書

内部外部社会人留学生

1. 内部の場合

 

研究計画書というものは今まで読んだことも書いたこともありませんでしたが、加納先生の「日本語表現法実習」という授業が研究計画書や卒業論文の執筆にも役に立ちました。私は本当に提出のぎりぎりまで書き直していましたが、漠然としていた自身の研究内容を文字に書き起こすという作業は早いうちから行っておくべきだったなと思います。留学生相談室には日本語教育コースの先輩方が多くいらっしゃるので、添削してもらうとよいと思います。

 

 

2. 外部の場合

 

卒業論文に関係したテーマについて研究したいと考えており、大きな(漠然とした)テーマはすぐに決まりましたが、そこからどんな研究をするのかと絞り込んでいくことがとても大変でした。1月から4月までは先行研究をひたすら読み、そこからは何度も何度も書き直しました。主に学部時代の指導担当の先生に内容面・形式面ともに指導していただきました。また、10月の研究室訪問と12月の説明会で、お茶大の先生や先輩にもアドバイスをいただきました。

形式面については、何度も書き直すうちになんとなくコツを掴めるようになると思います。また、研究内容が指導を希望する先生のご専門と合っているかがとても重要だと思います。

 

 

3. 社会人の場合

 

仕事で大学院進学希望の学生にアドバイスするために、  もともと研究計画書の書き方に関する本はいろいろ読んでいました。しかし、本を読むことで安心し、分かった気になっていただけだということが後々分かりました。まずは書いてみる。次に、書いたものを誰かに見せ、説明する。そしてアドバイスを受ける。これを繰り返していくことで、だんだんと出来上がっていくと思います。

 

 

4. 留学生の場合

 

まず、日本語教育コースHPに載っている先生方の分野紹介を精読しました。その後、自分が興味のある分野の先行研究を調べました。授業とゼミに参加しながら専門知識を身につけ、先行研究についての理解を更に深めることができました。その際、研究計画書の改善点に気づき、何回も修正しました。なお、研究分野に関わる研究会に2回程度参加して、興味のある研究の方向性が分かるようになってきました。また、自分の研究計画書を指導教員と先輩方に見ていただき、色々な意見をいただきました。

 

研究計画書を書く時、先行研究を剽窃するなどの倫理問題に必ず注意することが大切だと思います。そして、留学生は、研究計画書の書き方に関わるアカデミックライティングの本を参考すると、とても役に立つと思います。

 

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