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情報収集

内部外部社会人留学生

1. 内部の場合

 

私は日本語教育副プログラムを取っていたため、日本語教育関連の授業を受講していく中で先生方の専門分野や研究領域を自然と把握できました。こうした環境の中で学部時代から自分がどの分野でどんなことを研究していきたいのかを漠然と考えることが出来ました。

 

内部からの日本語教育コースへの進学者は少ないですが、私は幸いにも先輩に恵まれていたため約10年分の過去問や参考書を頂くことが出来ました。学内に先輩がいらっしゃることを有効に活用して、人との繋がりを自ら作っていけると効率よく勉強が進められると思います。

 

4年生の後期は卒業論文の執筆に追われていたため、大学院入試の勉強に本腰を入れて取り組み始めたのは、卒業論文提出後の年末からでした。それまでは、これまでに受講してきた日本語教育関連の授業の教科書やプリントを読み返すといった勉強法しかとっていませんでした。先生方の授業を何回か受けていればどこが大切で何を重視しているのかが分かってくると思うので、そういったところを中心に勉強していました。また、希望する先生のゼミ に参加させていただいた際に、先輩方にどういった受験勉強をされていたのか、教科書のどこをしっかり頭に入れる必要があるのか、といったことを聞いて回ったりもしていました。忙しくはありましたが、こうしたことを行っていたお蔭で本当に最低限の勉強しかしていませんでしたが、合格を頂くことが出来ました。内部であることの利点を大いに活用し、いかに情報を得るかが鍵だと思います。

 

2. 外部の場合

 

2014年3月・4月

大学院に進学することを決めたものの、まだどこを受験しようかは決めておらず、関東圏を中心に日本語教育を学べる大学院をインターネットで調べました。そんな中、卒業論文の先行研究の際、お茶大出身の方の文献を読むことが多かったこと、コースのHPが他大学院と比較してとても丁寧で分かりやすかったことからお茶大に興味を持ち、お茶大大学院のオープンキャンパスに参加しました。

 

お茶大を受験する気持ちが少しでもある方は、オープンキャンパスには参加した方が良いですよ!院生の先輩とお話ができる機会があるのですが、なんでも優しく丁寧に答えてくれました。また、このとき配布された参考文献リストが、今後の受験勉強にとても役立ちました。オープンキャンパスに参加して、お茶大の雰囲気が好き!ここで勉強したい!という気持ちを持つようになりました。

 

専門試験の過去問はインターネットでも見られるので、3年分プリントアウトしました。

 

2014年6月

お茶大の日本言語文化学研究会に参加しました。お茶大主催の研究会なので発表者もお茶大の学生やお茶大出身の先生が多く、先輩方の研究内容や学生の様子を知ることができました。

 

2014年7月

指導を希望する先生に、研究室訪問のお願いをするメールをしました。(連絡先はコース室のHPに掲載)その結果、秋に研究室訪問をすることになりました。研究室訪問時に困らないよう、先生が書かれた論文を読んだり研究計画書を書いたりしました。

 

2014年9月

将来は公立学校の教員志望なので、地元の国立大学の教育学系の大学院も受験しました。ここの大学院も、受験のために指導を希望する先生とお話ししたりオープンキャンパスに参加したりしました。

 

2014年10月

研究室訪問に行きました。先生のお計らいで、院生の先輩にお話を伺ったり授業とゼミを見学したりすることができました。また、先輩方から研究計画書に対するアドバイスもいただくことができました。このとき見学した授業やゼミでの質疑応答がハイレベル過ぎて私には全く理解できず受験がものすごく不安になりましたが、同時にここで勉強してこの先輩方みたいになりたい、という気持ちがより強くなり受験に対するモチベーションが高くなりました。

 

2014年12月

説明会に参加しました。この説明会では、先生方とも直接お話することができます。また、研究室訪問でお話した先輩もいらっしゃったので、主に筆記試験について気になっていたことを教えてもらうことができました。

英語の過去問はインターネットでは閲覧することができず、入試室に行って写さないといけないので大変です。この時期にやっと英語の過去問を手に入れました。

 

2015年1月から2月

情報収集は12月まで続きましたが、この2ヶ月間はとにかく勉強していました。

 

 

3. 社会人の場合

 

2012年4月

第三子出産直前、臨月のお腹を抱えて入試説明会に参加しました。そこで、希望ゼミの先輩のお話を聞き、受験を決めました。育児休業中は説明会で頂いた資料にあった本を読んだり、自分の仕事を振り返ったり、自分の中での課題を整理したりしていました。

 

2014年2月

仕事を再開してからはどうしても仕事中心になってしまい、受験勉強の時間を満足に確保することはできませんでした。このままではいつまで経っても大学院に入ることはできないと思い、まずは学部研究生になろうと決断しました。希望ゼミの先生にメールで連絡をとり、その後面談をしていただきました。

 

2014年前期

研究生としての生活が始まりましたが、仕事も続けていたため、授業はゼミの先生のものしかとれませんでした。久し振りの授業に衝撃を受け、受験に間に合うのかかなり心配になりました。しかし、授業を通して他のゼミの研究生と知り合うことができました。彼女達からの情報が受験対策を進めていく上でとても参考になりました。

 

2014年後期

先輩に経験談を聞かせていただいたり、社会人入試の提出書類について相談させていただきました。

 

 

4. 留学生の場合

 

大学院入試の情報はこれから入りたいゼミの先輩に聞いたり、日本語教育コースのホームページで在籍生の意見を参考にしたりすることができます。もっと詳しい情報は大学のホームページで見られます。また、毎年、行われる大学院入試の説明会があり、必要な資料が配られ、各ゼミの先輩方が受験勉強のやり方や大学院生活についての話をします。わからないことを先輩に気軽に聞けるので、とても良い機会です。一度参加することをお勧めします。

 

私は2012年9月から日本に留学して、経営情報学を専門として勉強していましたが、ずっと日本語教師になるという夢を持っていたため、日頃から日本語教育に関わる大学院の情報を調べていました。大学院に入学してからは日本語教育を学びたいと思っています。

 

2013年12月

私は、お茶大HPと日本語教育コースHPを熟読しました。特に、コースの先生方の紹介文をきちんと読みました。自分がどの分野に興味があるのか、どの分野を研究したいのかを決めました。そして、先行研究を調べて読んだ後、研究計画書を書きました。

 

次に、日本語教育コースHPに載っていた希望する指導教員の連絡先に、履歴書と研究計画書を送りました。先生からお返事をいただき、更に面接していただきました。その際、先生からゼミの先輩を紹介していただき、連絡先を交換しました。先輩方から研究計画書や専門試験のアドバイスをいただきました。

 

2014年4月

先輩方から専門試験に必要な本を紹介してもらいました。半年間、元の大学の卒論を書く時間以外は、その本を読みながらノートを取りました。

 

2014年10月

研究生としてお茶大に入学しました。いくつかの関連する学部科目とゼミに出席し、専門知識を身につけました。そして、お茶大のチューター制度の良さを実感しました。

 

2014年12月

 

入試の説明会に参加しました。先生と先輩から色々な情報をいただきました。その際、自分の不足している点に気づき、それを補うためにもう一回復習しました。

 

更に、指導教員とゼミの先輩からご意見をいただき、研究計画書を何回も書き直して、最後に提出しました。

 

 

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